ニキビとアクネ菌

ニキビの原因アクネ菌について

ニキビができる原因の一つと言われているアクネ菌ですが、決してアクネ菌が繁殖しているからニキビができるというわけではないのです。

 

アクネ菌はニキビができやすい人であろうと、そうでない人であろうと肌の表面には必ず存在します。

 

ですから、ニキビの治療改善でアクネ菌を殺菌してやれば完治するというわけでもないのも、アクネ菌はニキビができる原因の一つに過ぎないからです。

 

それでは今回はアクネ菌とはそもそもどのような菌なのかを理解してもらい、そしてニキビとアクネ菌の関係について説明していくことにしましょう。

 

アクネ菌とは?

 

アクネ菌はプロピオニバクテリウム・アクネスという難しい名前のついた細菌の一つです。

 

細菌と聞けば何だか敬遠したくなりそうなのですが、実は私たち人間の肌には常在菌と呼ばれる無数の細菌が常在しており、肌のバランスのコントロールを行っています。

 

つまり、敬遠しがちなこれら細菌は肌にとって有益な働きをしているというわけなのです。

 

アクネ菌の特徴

 

そこでその常在菌の一つであるアクネ菌ですが、アクネ菌には皮脂を好み、酸素を嫌うという性質を持ちます。

 

ですから、アクネ菌は人間の体のどこにでも存在するというわけではなく、皮脂が多く発生する場所を好む性質から顔・背中・胸など皮脂分泌の多い場所に多く住み着いているのです。

 

アクネ菌とニキビの関係

 

それでは、アクネ菌が何でニキビの原因の一つと言われているのかについて説明していくことにしましょう。

 

ニキビができる主な原因は、

 

@過剰な皮脂分泌

 

A毛穴の開き

 

Bアクネ菌の繁殖

 

の3つです。

 

流れとしては、皮脂分泌が過剰となると肌は皮脂や汚れの排出が上手くいかなくなり、次第にそれが毛穴の中に詰まり始めます。

 

それによってニキビが発生するのですが、チョットできたニキビだとすぐに治ってしまうのですが、ここでアクネ菌がニキビの症状を悪化させて酷い状態へと導いてしまうのです。

 

皮脂が過剰に分泌されている状態だとそれを好むアクネ菌が過剰に増殖することになります。

 

よって皮脂が詰まった毛穴はアクネ菌の絶好の住処となってしまうのです。

 

アクネ菌は大好きな皮脂を餌にして繁殖を繰り返すだけでなく、皮脂を分解して脂肪酸を作り出します。

 

そして、この脂肪酸がニキビの炎症を引き起こす大きな原因となるわけです。

 

また、アクネ菌が分泌するポルフィリンは紫外線によって大量の活性酸素を作り出し、更なるニキビの炎症を引き起こすだけでなく、皮脂細胞の破壊活動を開始します。

 

つまり、アクネ菌の活動が活発になると、引き起こす炎症と細胞破壊活動によってニキビは悪化して治りにくい状態になってしまうというわけなのです。

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